私立大学/東京
豊かな人間性と専門知識を備えた薬剤師を育成する
薬学科のポイント
①薬学の基礎から、病気の仕組みや薬の作用を理解し、専門性を高める
②22週間の薬学実務実習にプラスαで学ぶ、長期実習を中心とした7コースの独自研修カリキュラム
③国家試験に関連した授業科目(講義・演習・実習)を多数用意
【1-2年次】 病気と薬を学ぶ
病気のしくみと薬の作用を理解する
薬学の基礎科目である化学、生物学、物理学、有機化学、物理化学等を学びます。
生化学系ではゲノム生物学などを取り入れ、薬学の最先端に対応します。
早期体験学習を導入し、病院、薬局、研究所などの見学を通して薬学生としてのモチベーションの向上を図ります。
人間形成に必要な教養科目も充実しています。
【3-4年次前期】 医療と薬の科学を学ぶ
・健康と医療を支えるサイエンスを学ぶ
免疫学、薬理学、衛生化学、臨床生化学など医療を支える科目を学習します。
※4年次前期には教室・研究室に所属し、個別指導による問題探求型の実習を実施します。
・薬を治療に使うためのサイエンスを学ぶ
従来の医療系科目(薬剤学、調剤学、製剤学)に加えて、薬物治療学、医療制度・社会保険、医療コミュニケーションを充実させています。
【4年次後期】 実習前教育 CBT、OSCEを実施
実習前教育、実務実習前に共用試験2種(CBT、OSCE)を実施
5年次の実務実習に先立ち両試験をパスしていることが必要条件とされています。本学では1か月以上の充実した実習前教育を行います。
CBTとは、Computer-Based Testingの略で、実習開始前に4年次までの教育内容の修得度をコンピュータを利用した試験で評価する方法です。
OSCEとはObjective Structured Clinical Examination(客観的臨床能力試験)の略(通称オスキー)で、5・6年次の臨床科目の履修に必要とされる実務能力の修得度を客観的に評価するために開発された評価方法です。
【5年次前期】 病院・薬局で22週間の実習
標準カリキュラム
国家試験受験資格に必須な病院・薬局での22週間の実習
【5年次後期】 7コースの約3か月間独自研修カリキュラム
長期実習が中心の独自コース
国家試験受験資格に必要な病院・薬局での22週間の実習に加えて、独自のコース別実習(約4か月9を設定しています。5年次より病院薬学コースをはじめとする全7コースに分かれ、将来を見据えた実務実習や研修を受けることができます。
病院薬学コース/地域医療コース/臨床開発コース/健康薬学コース/伝統医療薬学コース/薬学研究コース/海外医療研修コース
また、新規特別コースとして、下記4コースを開設し、更に研修を継続できます。
感染症薬剤師コース/先端医療コース/グローバル薬剤師養成コース/薬学データ・サイエンスコース
【6年次】 実習に基づく総合教育
実習体験を背景にしたサイエンスと医療の総合教育
・病院の臨床薬剤師
・地域社会の薬剤師
・臨床開発に携わる薬剤師
・医薬品情報提供に携わる薬剤師
・薬事・衛生行政や環境衛生分野
・漢方医療にも強い薬剤師
・新薬開発に関わる研究者
・国際的な視野を持つ薬剤師
・大学院博士課程へ進学
【取得可能資格】
薬剤師国家試験受験資格
【薬剤師であれば取得できる資格や業務】
・医薬品販売業者及び管理者
・食品衛生管理者
・環境衛生指導員(公務員:任用資格)
・薬事監視員(公務員:任用資格)
・検疫委員(公務員:任用資格)
・麻薬管理者
・向精神薬取扱責任者
・化粧品製造所責任技術者
・医薬品製造販売業の総括製造販売責任者
薬学
国家公務員 /都道府県職員 /市町村職員 /麻薬取締官 /薬剤師 /病院スタッフ /医薬情報担当者(MR) /大学教授・准教授 /研究者
医療の発展に貢献できる薬のスペシャリストを育成する
生命創薬科学科のポイント
①学部卒後の大学院進学を想定し、大学院の科目を4年次に履修できる制度を用意
②4年次に所属する研究室は、3年次に希望する4つの研究室をローテーションして決定
③研究室ではマンツーマンに近い指導で、知識や技術とともにプレゼン能力などの幅広い力を養う
【1-2年次】 生命科学と薬学の基礎を理解
生命科学と創薬化学の基礎を学ぶ
物理化学、有機化学、生化学、薬理学などの基礎科目に重点を置き、少人数制による密度の高い演習で、基礎学力を確実に修得していきます。
人間形成に必要な教養科目も充実しています。
早期体験学習を導入し、病院、薬局、研究所等を見学し、薬学を学ぶモチベーションの向上を図ります。
【3年次】 研究指向の総合実習・演習
生命科学系と創薬化学系の研究室で2カ月実習
創薬研究、医薬品開発の基礎を学習します。また、生命科学系と創薬化学系研究室において2ヵ月間の実習を通して、多彩な研究体験を積むと同時に、自分に合った研究分野を見つけることができます。
【4年次】 所属研究室選択と卒業研究
所属研究室におけるマンツーマンに近い指導体制で、知識、技術、探究心、論理的思考力、語学力、発表力を養います。
大学院の特論を選択履修でき、大学院進学後に単位として認定されます。
・薬の開発、医薬品の品質管理などを行う製薬企業をはじめ、化学、食品、化粧品、香料、バイオ関連企業の技術員。
・医薬品の有効性や副作用など、薬の適正使用に必要な情報を提供する製薬企業のMR職(医薬情報担当者)
・環境衛生分野など、公共の立場に立って健康や環境保全に貢献する国や地方公共団体の公務員などがあります。
※研究職を志す場合は、基本的に大学院へ進学します。
【取得可能資格】
臨床検査技師国家試験受験資格(臨床検査関連科目の単位を修得した者)
・食品衛生管理者
・食品衛生監視員(公務員:任用資格)
・環境衛生監視員(公務員:任用資格)
・作業環境測定士(実務経験1年以上)
・労働衛生コンサルタント(実務経験5年以上)
・特別管理産業廃棄物管理責任者
数学・物理・化学・地学 /応用化学 /薬学 /臨床検査
臨床検査技師 /病院スタッフ /医薬情報担当者(MR) /食品メーカー勤務 /大学教授・准教授 /研究者