本校での就職活動は、年間の指導計画に添って行われます。本校はおかげさまで、過去の就職難の時も含めて、就職希望者は全員就職を達成してきました。
「少子化で保育関係の就職は困難?」などの質問を受けることがありますが、そのようなことはありません。近年、保育サービスの充実や子育て支援についての論議が各自治体などで盛んになっています。幼稚園や保育園や施設を利用する方々からは、より充実した保育環境や保育者への多様なニーズがあり、保育者の求人も少子化とは反対に、増加傾向にあります。
本校でも近年のデータが示すように、求人数等は増加傾向にあり、就職希望者のほとんどが資格を生かし、希望する職種・職場へと就職を決めています。
安定した就職実績は、伝統校ならではのメリットです。50期生が卒業し、これまでの卒業生は8500名を越えます。各地で働く卒業生が各職場で高い評価をいただき、「道灌山の卒業生なら安心」という良い評価と伝統を築きあげています。
また、卒業生の中には、園長・施設長や主任の先生として活躍している方も多く、本校学生が就職活動を行う際に多々ご協力をいただいています。
就職活動が本格化するのは卒業学年の前期半ばからで、「就職説明会」「就職希望調査」「就職模試」「論作文基礎講座」「論作文演習」「個別相談」「勤務の仕方指導」などを実施し、就職希望者の個々の希望に配慮した指導を行っています。