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東京家政大学

学部・学科・コース一覧

社会デザイン学環(2026年4月設置予定)

社会デザイン学環(2026年4月設置予定)

■現場からより良い社会をリ・デザインする力を身につける
手を動かしプロトタイプ(試作)を作って解決の糸口を探りながら、社会的課題の解決に向けて協働的で創造的な取り組みを主導できる人材を育成します。

定員
25名
キャンパス

板橋キャンパス

学習内容

■社会的課題の解決に資する3つの領域を学際的に学ぶ
・社会デザイン
・デジタルデザイン
・プロジェクトマネジメント

■アイディアを形にしながら、社会的課題の解決に向けて探究し主導できる人材へ
・手を動かしプロトタイプ(試作)を作りながら解決策を探ることができる
・社会的課題の解決に向けて協働的で創造的な取り組みを主導できる
・コミュニケーション能力、ファシリテーション能力、企画力などマネジメントに必要な知識を取得している

カリキュラム

■学際的に3つの領域を学ぶ
「手を動かして発想する」をモットーにアクティブ・ラーニングをおこない、社会デザイン、プロジェクト・マネジメント、デジタル・デザインという3つの領域を軸に幅広く学際的に学びます。

■提携した実習先で実践的に学ぶ
企画の立案・提案を目指して、提携した実習先でプロジェクト学習(PBL)をおこない、プロジェクト・マネジメントを実践します。実習を重んじ、企業、自治体、地域などの現場で、様々な人と関わりながら、ジェネラルスキルを身につけます。

■新設スタジオでデジタル技術を身につける
3Dプリンターやレーザー加工機などを活用し、企画の立案・提案に役立つ試作品を制作できるデジタル技術を身につけます。これにより、手を動かして発想でき、表現の幅が広がります。

卒業後

IT企業、商社、サービス、小売、金融、公務員、関連分野の大学院進学など

資格

・3Dプリンター活用技術検定
・ITパスポート(国家資格)

学べる学問分野

デザイン工学 /画像・音響工学 /経営学 /社会学

目指せる仕事

プログラマー /システムエンジニア(SE) /プロジェクトマネージャ /商品企画・開発(ソフトウェア・情報系) /公務員(一般行政職) /営業 /販売 /経営企画 /テラー(金融機関窓口業務)

文化情報学環(2026年4月設置予定)

文化情報学環(2026年4月設置予定)

社会で日々創出される膨大な文化情報を収集・分析することで社会的な課題を発見し、その課題に対して新たな価値を提案・実践できる人材を育成します。

定員
25名
キャンパス

板橋キャンパス

学習内容

■ウェルビーイングな社会実現を目指し、文化的・社会的情報を正しく扱い、課題に対処する知識・技術を学ぶ

■社会の変化をキャッチして、新しい価値やつながりを発信できる人材へ
・日々創出される文化的・社会的情報を収集・分析することで課題を発見できる
・社会的課題に対して新たな価値を提案し、実践することができる
・情報発信の表現・手法の力、多様な事象(モノ/コト)を組み合わせ、新たなつながりを築く力を修得している

カリキュラム

■多様な情報にストーリーを加え、発信する能力を身につける
書誌やWebコンテンツ等の膨大な情報を分析し、テーマのもとに構成し、自分なりのストーリーとして発信する知識・技術を身につけます。学環の特長である分野横断的学修により、他領域にまたがる情報を扱います。

■PBL等の実践活動を通じて探究力を深める
自ら問いを立て、その解決のために主体的に模索し、実践する実行力が必要です。豊かな社会実現を目指し、文化・経済活動を促進するため、新たな価値創出となる提案を行い、情報を発信し、実施します。PBLや企業と提携した実践活動を通じて、効果的に学修します。

■ミュージアムでの活動で情報収集・管理スキルを身につける
140周年記念館にリニューアルする本学博物館や地域の美術館、資料館、図書館等での実習活動を通じ、学芸員資格に必要な知識・技術を身につけます。学芸員資格を通して、文化・経済活動に役立つ情報の収集・管理スキルを獲得していきます。

卒業後

広告・マーケティング、メディア、IT企業、公務員、出版、ミュージアム等の文化施設、関連分野の大学院進学など

資格

・学芸員
・図書館司書

学べる学問分野

情報学・通信 /デザイン工学 /画像・音響工学 /マスコミ学 /メディア学 /図書館情報学 /文化学

目指せる仕事

プログラマー /システムエンジニア(SE) /Webディレクター /Webデザイナー /Webプランナー /公務員(一般行政職) /図書館司書 /学芸員 /本・雑誌編集者 /広告会社勤務 /広告プランナー /放送局勤務 /出版社勤務 /放送記者・新聞記者 /雑誌編集者 /番組制作会社勤務 /ディレクター

共創デザイン学部(令和8年4月入学生〜)

服飾美術学科

■ファッションと科学で未来を紡ぐ。
「ファッション」と「科学」の両軸から服飾について学べる学科です。衣服のデザインや縫製はもちろん、コンピューターグラフィックスを駆使した3D実習、繊維や染料の性質を理解するための科学実験、学生主体で行うファッションショーなど、座学だけに留まらない実践的な授業を多彩に展開しています。
さらに、SDGs重視の流れをふまえて、「資源循環」や「サステナブルファッション」といった未来を見据えた学びも強化。創造的で豊かな未来をつくり出せる、確かな知識と技能を育てます。

定員
175名
初年度納入金
初年度年額 1,457,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

板橋キャンパス

学習内容

■総合的カリキュラムで専門力を身につける
▶服飾に関する総合的カリキュラム
本学科は、日本の被服教育の中核として約140年の歴史をもっています。服飾を科学とファッションの両面からとらえ、「生活科学」「服飾造形・服飾工芸」「デザイン・ビジネス」「服飾文化」の全分野に対する基礎学力を備えた学生を世の中に送り出すことを主眼としたカリキュラムを設置しています。
▶豊富な実験・実習・演習科目
実際の服づくりの体験、繊維・布・染め・洗剤などの性質の把握のための実験、アパレル企画やコンピュータグラフィックの実践など、豊富な実験・実習・演習科目を通して得られる実力を養成します。
▶衣生活関連の専門家として自立できる女性を育成
衣服の文化・歴史的変遷・社会との関わり、服を着る対象・作る素材・デザイン・作り方・取り扱い方、アパレル製品の企画・生産・販売などに関する基礎教育を充実させる一方で、本学科の伝統である家庭科教員の養成、衣料管理士・学芸員などの養成にも力を注いでいます。

カリキュラム

■アパレル、教育界で活躍し貢献できる人へ
服飾美術学科のカリキュラムでは、実際の服作りの体験、繊維・布・染料・洗剤などの性質の把握のための実験、アパレル企業やコンピューターグラフィックの実践など、豊富な実験・実習・演習科目を用意しています。
衣生活や服飾に関わる基礎教育を充実させる一方で、本学科伝統である家庭科教員の養成、衣料管理士・学芸員などの養成にも力を注いでいます。
また、卒業後の進路に対応した「服飾サイエンスコース」「服飾ビジネスコース」「服飾文化造形コース」を新設。(※)
1・2年次は基礎を学び、3・4年次では目指す職種に合わせてメインで学ぶコースを新たに設置。専門知識・技能をさらに深めます。興味・関心に応じて他コースの科目も履修できるため、幅広い職業選択が可能。自身の描く将来に向けて、自由に選択履修することができます。
(※2026年4月〜 構想中)

卒業後

商品企画・開発
品質検査・管理
家庭科教諭(中学校・高等学校)
衣料管理士
ファッションアドバイザー
ショップディレクター
販売・接客・サービス
テキスタイルデザイナー
和裁士
衣装制作
デザイナー
パタンナー
アパレル企画
学芸員

資格

中学校教諭1種(家庭)
高等学校教諭1種(家庭)
1級衣料管理士
2級衣料管理士
学芸員

学べる学問分野

服飾・被服 /ファッション

目指せる仕事

ファッションデザイナー /アパレル技術者 /ファッションアドバイザー /家庭科教員

造形表現学科

■たくましい心と感性を育てる
造形表現学科は、「たくましい心と感性を育てる」を目標に、美術・工芸・映像・ デザインなどの造形表現を通した人間形成に取り組んでいます。現代社会において、若者は与えられることに慣れ、自ら考え行動することを苦手とする傾向にあります。本学科では、学生一人ひとりの個性に応じた助言や支援を行い、主体的に行動できる自律した心と感性を育て、社会人として生きていくための力を養っていきます。

定員
120名
初年度納入金
初年度年額 1,467,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

板橋キャンパス

学習内容

■多彩な分野から自分の表現をみつけよう
本学科の特徴は入学時から専門分野を絞らず、自らの表現の方向性を在学中にみつけていけることです。 1年次に様々な造形表現を体験し、2年次に専門的 な表現の基礎を学び、3・4年次で専門性を深めて いきます。

カリキュラム

■新領域
「表現と社会」が、さまざまな人材を育てます。
▶新領域「表現と社会」がスタートしています。
〈描く〉〈つくる〉に加え、〈人とのつながりの中で造形表現をいかす領域〉です。 造形表現を社会に活用していくための科目を学ぶことができます。
▶「育ちのための表現」カリキュラム
学校の内外を問わず、乳幼児から18歳までの幅広い育ちの現場において、子どもに関する知識と理解を備えた造形表現者として、人の育ちをサポートできる人材を養成していきます。
▶「アートマネージメント」を学べる芸術学研究室
芸術学研究室が中心となり、多様化するアートシーンにおいて近年重要視されてきているアートマネージメントを実践的に学び、表現者と社会をつなぐことのできる人材を育てます。

卒業後

大学4年間で磨いた感性と豊かな想像力は卒業してからも必ず役に立ちます。卒業後は取得した中学校、高等学校の教員免許を生かして、美術の教員になる人や、各企業の企画・開発部門やデザイン事務所でデザイナーとして活躍する人、フリーデザイナーやアーティストとして活躍している人もいます。また、海外で国際協力などに関わっている先輩もいます。

資格

中学校教諭一種免許状(美術)、高等学校教諭一種免許状(美術)、学芸員、カラーコーディネーター検定*、インテリアコーディネーター*、福祉住環境コーディネーター*、Webデザイナー検定*、CGクリエイター検定*、マルチメディア検定*

学べる学問分野

美術・デザイン /芸術系学際 /工芸学

目指せる仕事

インテリアデザイナー /カラーコーディネーター /美術科教員 /学芸員

栄養学部

栄養学科

■食の未来を広げる
私たちは、様々な文化の変遷の中で「食」の歴史を作り上げてきました。人生100年時代、SDGsを実現する社会に向けて、これからも「食」は私たちの未来に多様に広がります。
栄養士を軸として、調理と文化、食品産業、食の安心・安全、食環境、食教育など、新しい「食」の時代を切り開く専門家を育てます。

定員
120名
初年度納入金
初年度年額 1,462,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

板橋キャンパス

学習内容

栄養士に必要な栄養学及び食品学の知識や実践力を基礎として、食と健康に関する問題発見能力と解決能力、栄養士として社会に貢献できる能力、食のスペシャリストとして活躍できる能力を育成し、調理と文化,食品産業,食の安全・安心,食環境,食教育など、新しい「食」の時代を切り開く専門家を養成する。

カリキュラム

主な授業紹介

■栄養指導論
・個人や集団に必要な栄養指導のための知識と方法を学びます。
健康の維持・増進と疾病の予防や治療など、人々のQOL向上のために食行動の変容をめざして健康人、傷病者など
すべての人々を対象としたライフステージ・ライフサイクル別に、あるいは地域、学校、職場、医療、福祉施設等において、
栄養士が行う食生活、食行動、食環境などに関する栄養指導の知識と方法について学びます。
栄養指導論は、公衆栄養学や応用栄養学などと関連をもち、教育的手段により、栄養や食生活改善のため、
行動科学の理論を学び栄養指導に応用して使えるようにすることを目標とします。
また、栄養マネジメントサイクルを学ぶことで、栄養指導の計画立案や栄養指導の実施、評価ができるようになります。
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養指導が行えるように、栄養カウンセリングや教材作成、学習形態の種類などについても学び、
栄養指導の実践に役立たせます。

■応用調理学実習
・調理の応用力を養い給食運営に必要な知識・技術を修得します。
「調理」とは、食品を衛生上安全に扱い、消化や吸収を良くし、栄養効率を高め、おいしく、食べやすい食べ物を創作することです。
この授業では、調理学の講義および基礎調理学実習で修得した知識や技術を生かして、実習を行います。
日本料理だけでなく、西洋料理や中国料理などもとり入れて、献立に幅をもたせ、毎回一食分の献立になるようにしていきます。
献立の立て方、食品の組み合わせ方、盛り付け方を修得し、最後に仕上げ実習として、自分たちで考えた自由献立の作成と実習を行います。

また、毎回の授業の中で、歴史的背景、食事文化を含めてそれぞれの料理の特徴を比較しながら、
調理器具、食器、特殊食品、調味料、香辛料、供卓方法、テーブルマナー等についても学んでいきます。
授業を通して調理の応用力を養うことで、給食運営に必要な知識と技術の向上を目指します。

■食品加工学実習
・缶詰やジャムなどのさまざまな食品加工を体験します。
野菜を塩漬けにすると保存性が高まるだけでなく、漬物としてのおいしさが加わります。
牛乳に乳酸菌を加えたり酵素を作用させることにより、発酵乳製品やチーズを作ることができます。

また、缶詰やレトルト食品のように加熱殺菌により食品を長期間保存することが可能となります。
このように、食品加工は、浸漬、発酵、加熱、乾燥などの加工技術を駆使することにより、
食品に対して栄養性、安全性、保存性、嗜好性、輸送性等を付与するものです。
「食品加工学」「食品学」等で学んだ基礎知識に基づき、ジャムやマーマレード、魚味付け缶詰、バター、うどんなどの
各種加工食品を自ら実際に製造する体験を通して、加工原理やその科学的意義に対する理解を深めていきます。

■給食管理実習
・食の調理・運営の実習を通して実践力を養います。
給食経営管理実習室で、グループごとに、大量調理としての献立作成、発注、作業計画、調理、盛り付けなどを行います。
衛生管理を始めとし、提供料理に対する食生活指導の実際まで行う「給食PDCAサイクル」の実践科目です。

卒業後

学校、保育所、病院、病院、福祉施設等の栄養士
中学校・高等学校の家庭科教諭
食品衛生監視員
商品品質管理
食品メーカーの企画・開発
クッキングアドバイザー  等

資格

栄養士、中学校教諭一種免許状(家庭)、高等学校教諭一種免許状(家庭)、栄養教諭二種免許状 ※、管理栄養士国家試験受験資格(卒業後実務経験要1年以上)、フードスペシャリスト(受験資格)、専門フードスペシャリスト(受験資格)、食品衛生管理者任用資格、食品衛生監視員任用資格、大量調理施設HACCP管理者資格(東京家政大学認定)、図書館司書、社会福祉主事任用資格 ※他学科の科目を履修することで、栄養教諭二種免許状を取得することが可能です。

学べる学問分野

栄養・食物学

目指せる仕事

栄養士 /食品メーカー勤務 /家庭科教員 /図書館司書

管理栄養学科

■未来の健康をデザインする
栄養は子どもたちが健やかに成長し、生涯を通して人々の健康と健やかな生活を支えるために、欠かすことのできない営みです。
病気を予防し健康であることは、生活の質(quality of life, QOL)を高めます。
ライフステージや健康状態に合わせて栄養教育・栄養管理ができる管理栄養士を育成し、
「食」で未来の生活の質(QOL)をデザインします。

定員
160名
初年度納入金
初年度年額 1,462,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

板橋キャンパス

学習内容

臨床における栄養サポートチームの一員として求められる医学及び栄養学に関する専門的な知識と技能、傷病者、障がい者、高齢者、要介護者に対する公衆栄養や福祉分野の高度で専門的な知識と技能を有し、ライフステージや健康状態にあわせて栄養教育や栄養管理及び給食管理ができる管理栄養士を養成する。

カリキュラム

主な授業紹介

■臨床代謝学
・「栄養療法といえば」挙げられる疾患について理解する。
栄養療法というと、すぐに一般の人でも挙げられる病気を中心に学びます。
昨今、テレビ番組やネットなど、情報が氾濫しています。そのなかから、真実の内容を選ぶには、まず基本病態の正しい知識が必要です。
皆さんが、社会人になったときを考えて、教科書より一歩進んだ、新しい内容を入れながら、講義をしていきます。

■公衆栄養学実習
・広い意味で食の専門職として、健康寿命の延伸に貢献できる人材を目指して学びます。
人々の健康を保持・増進させるためには、地域住民を対象とした適切な食生活の在り方、生活習慣等の教育・支援が必要になります。
「公衆栄養学実習」では、「公衆栄養学ⅠおよびⅡ」や「栄養教育学」等関連教科を基として、
今後、栄養士・管理栄養士として携わることを想定した地域における教育、支援の実践的手法等を公衆栄養マネジメントの考え方を基として学びます。 
具体的には、食事摂取基準等を利用しての食事の評価方法、自分の身体状況、栄養調査・診断実施、栄養学的な評価・判定方法を行い、
健康教育等のテーマについて調査・発表を行うことで、対象者に適切な媒体作成、栄養教育プログラムの評価を学び演習を行います。
また、公衆栄養統計の概要を理解し、統計解析の演習を行います。

■栄養教育実習
・栄養教育マネジメントの考え方を実践できるように学びます。
栄養教育論Ⅰと栄養教育論Ⅱで学ぶ行動科学理論、行動変容技法、栄養カウンセリングやライフステージ別教育方法の知識を基に、
PDCAサイクルを活用した栄養教育マネジメントの考え方を実践できるように学びます。
対象者別のアセスメント、教育計画案の作成と実施および評価とフィードバックを一連の流れとしてグループワークで深く学びます。
そして、対象者に合わせた栄養教育媒体の作成やプレゼンテーションの方法について実践をイメージした演習を行います。
成人期の栄養教育は、管理栄養士が担う生活習慣病の予備軍への特定保健指導について栄養カウンセリングの基本的な態度や
行動変容技法の理解を深められるようにロールプレイを用いたグループ演習を行います。
さらに、健康寿命延伸に寄与できる高齢期の栄養教育では、元気な高齢者を対象とした介護予防の栄養改善プログラムの検討と
パワーポイントを活用した講義型の模擬的な発表なども行います。

■栄養療法実習
・臨床の場における医療チームの一員としての「管理栄養士の実際」を学びます。
栄養療法の目的は、様々な疾病成因や病態に対して、栄養管理を基礎に疾病別の適切な栄養評価を行い、
食事療法、栄養補給法を選択し、栄養ケアプランを企画します。
また、入院・外来・在宅を含めた傷病者の再発予防、増悪防止への自己管理ができるように栄養教育の手法を実践的に展開し、
エネルギーおよび各栄養素の摂取内容を食品に置き換え、具体的に企画できる技術と能力を養います。
更に、この授業では、臨床の場における医療チームの一員としての管理栄養士の実際(役割、担う業務)を学習します。

■給食経営管理実習
・給食の調理・運営の実習に加えて給食マネジメントの実践力を養います。
給食経営管理実習室で、グループごとに給食全般を運営するための大量調理作業を行います。
さらに、管理栄養士として、施設・衛生管理、原価管理、人事管理、品質管理など、
給食全体のPDCAサイクルを適正に進めるための総合的マネジメントを実践的に学ぶ科目です。

卒業後

病院・福祉施設・保健センターの管理栄養士・栄養士
学校・幼稚園・保育所の栄養士
小・中学校の栄養教諭
中学校・高等学校の理科教諭
商品品質管理・監視員
商品開発
公務員の専門職  等

資格

栄養士、管理栄養士国家試験受験資格、中学校教諭一種免許状(理科)、高等学校教諭 一種免許状(理科)、 栄養教諭一種免許状、食品衛生管理者任用資格、食品衛生監視員任用資格、社会福祉主事任用資格

学べる学問分野

栄養・食物学

目指せる仕事

栄養士 /管理栄養士 /食品メーカー勤務 /中学校教諭 /高等学校教諭 /栄養教諭

児童学部

児童学科 児童学専攻

児童学の基礎を5分野から総合的に学ぶことで、子どもの育ちを支える高度な専門知識と保育実践力を兼ね備えた、即戦力のある人材を養成する。

定員
105名
初年度納入金
初年度年額 1,447,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

板橋キャンパス

学習内容

■子どもに寄り添い、次世代の保育を創造する。
児童学科は、次世代の保育を創造するために、これまでの伝統を生かし常にアップデートし続けています。これまでの60年間、児童学科では、子どもに関する「保育・心理・文化・福祉・保健」の5分野からなる児童学を中核に据え、スペシャリストを全国に輩出してきました。
これからも複雑化し変化する時代の要請に応じ、これまで培ってきた児童学をベースにして、子どもの幸せを第一に考え地域社会に貢献する人材を育成します。

▶児童学専攻
確かな経験知と専門性を、次代の保育者へつなぐ。

カリキュラム

児童学専攻に設置された「子ども理解研究」「児童学特別演習A〜D」(「ミュージックパフォーマンス」「保育(遊び)環境デザイン」など)「児童学特別講義 A〜D」(「インクルーシブ保育」「子どもと文化」など)を通して、質の高い保育を学び、幼稚園教諭一種免許状、保育士資格取得のための学修を高度なレベルで行います。

卒業後

保育士
幼稚園教諭
保育教諭
図書館司書
ベビーシッター
児童指導員  など

資格

幼稚園教諭一種免許状、保育士資格、社会福祉主事任用資格、図書館司書

学べる学問分野

児童学 /保育・幼児教育

目指せる仕事

図書館司書 /保育士 /幼稚園教諭

児童学科 育児支援専攻

家庭や地域など幅広い分野で、家族の幸せを支える子育て支援の高度な専門知識と保育実践力を兼ね備えた、即戦力のある人材を養成する。

定員
105名
初年度納入金
初年度年額 1,447,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

板橋キャンパス

学習内容

■子どもに寄り添い、次世代の保育を創造する。
児童学科は、次世代の保育を創造するために、これまでの伝統を生かし常にアップデートし続けています。これまでの60年間、児童学科では、子どもに関する「保育・心理・文化・福祉・保健」の5分野からなる児童学を中核に据え、スペシャリストを全国に輩出してきました。
これからも複雑化し変化する時代の要請に応じ、これまで培ってきた児童学をベースにして、子どもの幸せを第一に考え地域社会に貢献する人材を育成します。

▶育児支援専攻
社会のあらゆる場面で、子どもを育む力を。

カリキュラム

育児支援専攻に設置された「育児支援研究」「育児支援特別演習 A〜D」(「人をつなぐコミュニケーション技法」「病児のケアと親子のサポート」など)「育児支援特別講義 A〜D」(「世界の子育て支援」「保育カウンセリング」など)を通して、現代的なテーマを幅広く学び、幼稚園教諭一種免許状、保育士資格取得のための学修を高度なレベルで行います。

卒業後

保育士
幼稚園教諭
保育教諭
図書館司書
ベビーシッター
児童指導員  など

資格

幼稚園教諭一種免許状、保育士資格、社会福祉主事任用資格、認定ベビーシッター資格

学べる学問分野

児童学 /保育・幼児教育

目指せる仕事

保育士 /幼稚園教諭

初等教育学科

小学校教諭の養成に重点を置き、高い授業力と学級経営力を身につける。また、特別支援教育やいじめ、不登校などの今日的な教育課題に対応できる、子ども理解に優れた教員の育成を目指す。

定員
85名
初年度納入金
初年度年額 1,447,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

板橋キャンパス

学習内容

■未来を拓く小学校教育のプロフェッショナルを。
▶変化の激しい現代社会では、主体性と対応力を持ち、多様性を尊重する子どもを育む「小学校教育のプロフェッショナル」が求められています。
・初等教育学科は、全教科の学習指導を行う力、よいクラスをつくる授業実践力・学級経営力を養い、「専門職としての教師」を育てます。
・初等教育学科は、「子どものこころがわかる」教師を育てます。子ども一人ひとりの個性を大切にしながら、子どもの心を理解できる力を養います。
・初等教育学科は、実践力を養うための学びを重視し、「よい授業ができる」教師を育てます。
・初等教育学科は、英語教育・情報教育などの「新しい教育に対応する」ための学びを提供します。
さらに、子どもの成長を幼児から青年まで一連の流れとしてとらえるため、幼小連携、中学校との連携についても学び、子どもの健やかな成長を保障できる小学校教育のプロフェッショナルを育てます。

カリキュラム

■カリキュラムの特徴
これからの時代に求められる「現場対応力」を養成
バランスのよい科目履修構成
実践力養成のための科目を設置
教員採用試験対策も充実
多様な免許・資格の取得が選択できる

卒業後

小学校教諭
幼稚園教諭
公務員
児童指導員
進学  など

資格

小学校教諭一種免許状、幼稚園教諭一種免 許状、キャンプインストラクター、学校図書館司書教諭◆※他学科の科目を履修することで、中学校教諭二種免許状(英語)を取得することが可能です。(ただし、時間割の関係から幼稚園教諭 一種免許状は取得できなくなります。)

学べる学問分野

教育学 /児童学

目指せる仕事

小学校教諭 /幼稚園教諭

人文学部

英語コミュニケーション学科

高い英語力とコミュニケーション力をもち、グローバルな視点から、
多様なバックグラウンドをもつすべての人が自分らしく豊かに生きる社会づくりに貢献します。

定員
120名
初年度納入金
初年度年額 1,432,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

板橋キャンパス

学習内容

■英語力と広い視野を
英語コミュニケーション学科は、高い英語力とコミュニケーション力をもち、グローバルな視点から、多様なバックグラウンドをもつすべての人が自分らしく豊かに生きる社会づくりに貢献します。

・4年間通した体系的な学びで英語コミュニケーション力を鍛えるための4年間を通した体系的な学び
・多様な人々とのコミュニケーション力を強化するための体験型の学び
・将来の進路実現のために必要な専門的・実技的な知識・技能を身につけるための専門教育科目

カリキュラム

授業紹介
・TOEIC
総合的な英語力を身につけ、TOEIC L&Rに対応する力を養います。
TOEIC L&Rテストの受験を意識し、語彙→文法・リスニング・リーディング→ミニテストの3ステップ方式で総合的な英語力を養います。
本番さながらの練習問題を通して問題形式になれるとともに、段階的にTOEIC L&Rに対する力を身につけていくのが目標です。
正解を導く手順を自分で説明できるようにすることで、確実な定着を目指します。

・英語教育学演習
第二言語を習得する過程を探り、その教育的な応用を学びます。
第一言語は誰もが獲得しているのに対し、人によって成功する人とできない人にわかれる第二言語や外国語の学習。
その理由を探るとともに第二言語を習得する過程を研究します。授業では習得における認知プロセスを理解したうえで、人によって異なる個人差を考察。
実践的な言語データを分析しながら、第二言語教育への応用について議論します。

・英語文学・文化演習 現代アメリカの文化表象を学び、世界市民としての異文化理解を深めます。
現代アメリカの文化・文学作品をジェンダーや歴史の視点から学びます。
最新の英語表現に触れ理解するだけでなく、作品を現代のグローバルな文化状況に位置づけ、広い視点から理解します。
同時代を生きる英語圏の人々の生活や考えに触れることで、異文化理解を深め世界市民としての教養を身につけます。

ほか

卒業後

教育(英語教師)
観光(ツアープランナー・ホテルスタッフ)
航空(CA・GS)
商社(バイヤー)
流通(販売員)
金融(銀行・保険)
ICT(SE)
製造(事務・営業)
公務員
NPO・NGO

資格

中学校教諭1種(英語)
高等学校教諭1種(英語)
図書館司書
TOEIC®
TOEFL®
実用英語検定
国内旅行業務取扱管理者(国家),総合旅行業務取扱管理者(国家)
秘書技能検定,国際秘書検定
観光英語検定
ITパスポート(国家),日商PC検定
※TOEIC®およびTOEFL®はエデュケーショナル・テスティングサービス(ETS)の登録商標です。その他の記載名称は、それぞれ各実施機関の商標または登録商標です。

学べる学問分野

語学・外国語

目指せる仕事

システムエンジニア(SE) /公務員(一般行政職) /営業 /販売 /テラー(金融機関窓口業務) /ホテルスタッフ /ツアープランナー /旅行会社勤務 /航空会社勤務 /キャビンアテンダント /グランドスタッフ /中学校教諭 /高等学校教諭

心理カウンセリング学科 「マネジメントコース」「心理支援コース」「学校保健コース」新設

2026年4月
心理カウンセリング学科に3つの学びのコースを新設。
120名に定員増!
2026年4月、心理カウンセリング学科は今の時代に必要とされている「こころ」のスペシャリストを育てる学びを強化するためリニューアルします。

定員
120名(増員)
初年度納入金
初年度年額 1,457,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

板橋キャンパス

学習内容

■3つの学びのコースを新設
「マネジメントコース」「心理支援コース」「学校保健コース」を新設。希望する職種に合わせて、専門的・横断的に学ぶことができます。※3年次から各コースへ
■一人ひとりを幸せにするマネジメント
「マネジメントコース」では、心理学をベースに、東京家政大学ならではの「共感型リーダーシップ」という考えのもと、企業や公務員で活躍できる人材を育てます。
■資格取得の学びを強化
「心理支援コース」「学校保健コース」ではカリキュラムを強化し、公認心理師・臨床心理士と養護教諭の資格取得を徹底サポートします。

<3コースと特色ある学び>
▶「心理支援コース」
心理職に必要な実践力を身につける
本学の大学院までの6年一貫教育では、臨床心理学の知識、心理療法のスキルを基礎から応用まで幅広く学べます。国家資格の公認心理師(受験資格)に加え、臨床心理士(受験資格)を目指すことができます。
▶「学校保健コース」
心のケア・サポートを強みにする
子どもたちの心のケア・サポートを強みとする養護教諭(一種)を養成するカリキュラムがあり、3・4年次には学校現場や病院などで実習を行います。保健室を運営し、児童生徒の心身の健康を増進させるために必要な知識・技術を学びます。
▶「マネジメントコース」
人の心に寄り添い、企業や公務員で活躍する
消費者行動やマーケティングなど社会に関連した心理学、個人や組織のウェルビーイングに関連した心理学などの専門科目を多数配置します。SDGsへの意識の高まりから注目されている『一人ひとりを幸せにする組織マネジメント(ウェルビーイング経営)』に貢献できる力を身につけます。

カリキュラム

・心理学実験Ⅰ・II
実験や調査の方法を学びさまざまなテーマで実践します。
心理学は、人間のこころのさまざまな機能について、データを集め、それを分析することが研究や学習の中心となります。
心理学実験実習では、このようなスキルを、実習を通して学習していきます。
授業では、少人数のグループに分かれて、さまざまな実験や調査を行っていきます。
まず、心理実験や心理テストの進め方について具体的に学びます。
その後、実際に行った実験や調査の統計処理の仕方やレポートの書き方を習得しながら、将来、研究論文を読んだり、研究を計画したりするうえでの基礎を養います。

・心理アセスメント実習
目に見えない「心」を客観的に理解するための方法を学びます。
心理アセスメントとは、人の性格や心の状態を測り、客観的に理解しようとすることです。
授業では、その代表的な手法である心理検査法、面接法、観察法を体験的に学びます。
3つの手法をペアなどを組んで実体験することで、さまざまな情報から心を理解し、心理支援につなげる専門的スキルを学びます。

卒業後

養護教諭
児童指導員
大学院進学(医療カウンセラー、スクールカウンセラーなど)
心理職(医療・教育・福祉現場など)
公務員(心理分野、教育分野、福祉分野)
一般企業(人事、接客、マーケティング)

資格

養護教諭1種免許状
認定心理士(申請資格)
社会調査士(申請資格)
図書館司書
心理学検定
統計検定
公認心理師
※大学院修了後または卒業後の実務経験後
臨床心理士
※大学院修了後(臨床心理士第1種指定校)

学べる学問分野

人間・心理学

目指せる仕事

公務員(一般行政職) /養護教諭 /スクールカウンセラー /図書館司書

教育福祉学科

複雑になった社会において、人生のさまざまな課題や目標に対応できる総合的な力を養成し、一人ひとりのライフコースを支援できる専門知識や技術をもつ人材を育成することを目的としています。

定員
70名
初年度納入金
初年度年額 1,457,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

板橋キャンパス

学習内容

■さまざまな人の人生に寄り添い、支えていける人材を育成
社会福祉というと弱者を助けるというイメージがありますが、それは古い考え方です。現代の社会福祉は、誰もが幸せで豊かに生き生きと過ごせる社会の実現を目指しています。教育福祉学科では、「社会教育」「社会福祉」「心理」の3分野の視点から、人々が生き生きと元気に人生を送れるよう、ライフサイクルや人生のさまざまな出来事(障害、病気、離職、離婚、経済的困難など)に応じて社会的支援ができる専門家を育てます。
■チームワークの中で活躍できる人材を育てる
社会的支援は各種関係機関の専門家が連携しながら進めるため、チームワークが欠かせません。教育福祉学科では専門的知識や実践力はもちろんのこと、人間関係を構築し調整する力や、幅広い視野や教養、豊かな人間性などを兼ね備えた人材の育成に力を注いでいます。行政や専門機関、一般企業などで、卒業生が高く評価されているのはそのためです。
■少数精鋭の指導で、学生一人ひとりの人生をサポート
教育福祉学科は1学年約70名。東京家政大学の中で最も少人数の学科です。それだけに学生一人ひとりに対するきめ細かな指導には定評があります。どの学生が何に関心をもち、どのような適性があるかを常に気にかけ、専門分野の選択や就職などの相談に親身になって応じます。その関係は卒業後も続き、多くの卒業生が仕事や人生の相談や報告に研究室を訪れます。

■学科の特徴
社会教育、社会福祉、心理から成る多角的な学びで対人援助のエキスパートを目指す。
▶社会教育分野
地域社会や家庭などで行われる教育や、子どもから高齢者までの生涯にわたる教育、学習のあり方を学びます。
▶個性を引き出し、多くの人の楽しみや自己発見に結びつくような教育について考えます。社会教育現場での実習を通して、教育プログラムの企画・立案・実施の実践力を養います。
▶社会福祉分野
少子高齢化問題や児童虐待、心の病気などの社会問題の背景を、社会福祉の視点から考えます。人々がより快適に元気で幸せに過ごすためのサポートについて、児童相談所や福祉事務所、施設、医療機関などでの実習を通して、実践的に学びます。
▶心理分野
人の生涯にわたる発達について学びます。人が直面する問題や変化について考えたり、その過程で生じる悩みや問題を解決する方法を考えます。また社会と人間の関係性について考え、そこに心理学がどのように役立つか考えます。行動観察や心理検査などの実習を通して、人をよりよく理解するための心理学的視点について体系的に学びます。

カリキュラム

社会教育概論、社会教育経営論Ⅰ・Ⅱ、博物館概論、博物館実習、社会教育演習 
社会福祉概論、児童福祉論Ⅰ・Ⅱ、社会福祉演習
ソーシャルワークの基盤と専門職Ⅱ、社会調査実習、社会福祉演習(ゼミ)
精神障害リハビリテーション論、精神保健福祉援助演習、精神保健福祉援助実習

ほか

卒業後

ソーシャルワーカー
精神保健福祉士
児童指導員
保育士
事務
営業 ほか

資格

中学校教諭1種(社会)、高等学校教諭1種(公民)、社会教育主事基礎資格・社会教育士(称号)、
図書館司書、学芸員、社会福祉士国家試験受験資格、精神保健福祉士国家試験受験資格、社会福祉主事任用資格、
公認心理師国家試験受験資格(卒業後の実務経験または大学院修了後)、認定心理士(申請資格)、学校図書館司書教諭(卒業の翌年に交付)

学べる学問分野

福祉学 /社会福祉

目指せる仕事

社会福祉士 /中学校教諭 /高等学校教諭 /図書館司書 /学芸員

健康科学部

看護学科

いのちの誕生から老いまで、あらゆる年代の人々の健康の保持増進と生活の質を維持する実践力を身につけます。
人生100年の時代、健康科学部看護学科は“生きる”をサポートするスペシャリストを養成します。いのちの誕生から老いまで、あらゆる年代の“生きる”に寄り添う専門職は、あなたにとってやりがいのあるすばらしい仕事となるでしょう。

定員
100名
初年度納入金
初年度年額 1,927,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

狭山キャンパス

学習内容

①「 看護とは」を追究する姿勢の育成
4年間かけて、「看護とは」探しの旅をし、その時々で見つけた「看護とは」を自分の言葉で表現します。卒業後も、よりよい看護を実現するために「看護とは」を問い続ける素地を育みます。

②「看護は“人間”をみる、“人間”を看護する」を重視した看護教育
人間をみるとは、その人の思いを感じることです。Nightingaleの看護の示唆「病気の看護ではなく、病人の看護というところに注意して欲しい」を基盤にして看護の学修を進めます。

③自分らしく「生活する」を支援する看護実践
臨地実習を通して、誕生から老いまであらゆる年代の人々がより健康で住み慣れた地域で安心して、その人らしく「生活する」を支援する看護の実践力を修得します。

④「救急看護法」「災害看護」の知識・技術を磨く教育・研修プログラム
1年次から学修できるよう課外時間を利用した研修プログラムを設定しています。救急看護法は、日本赤十字講習指導員より指導を受けます。災害看護は1年次と4年次に段階を追って学修できます。

⑤リハビリテーション学科との連携教育
共通開講科目を設定しており、学修の中で、学科を超えて交流し合います。看護、作業療法、理学療法、それぞれの専門性を生かし互いに連携・補完し合う意識を育みます。

⑥医療・ケアと生活の一本化に対応した教育環境
住み慣れた地域での生活を総合的に支援する教育体制強化を図ります。キャンパス内には、子どもクリニック、放課後等デイサービス、保育所(園)があり、アレルギー疾患や発達障がいのある子どもたちと触れ合うことや、小児看護学保育園実習ができます。訪問看護ステーションの開設準備も進めています。

カリキュラム

主な授業紹介
■ 生命科学
・生命現象の本質を知るために生命科学の基礎を学びます
生命科学は、生命現象の本質を追究する学問分野であり、長い歴史と蓄積された研究の成果があります。生命科学の基礎として動物や植物の発生・分化・反応・調節・生態・進化、異変と変化、生命の現象について学習します。また、生命科学を身近な問題としてとらえ、基礎的知識をもとに生命科学的な方法論・考え方を身につけることをねらいとしています。

■ ボランティア活動論
・看護職者としての幅を広げるためにさまざまなボランティア活動を知る
保健・医療・福祉の現場をはじめ、在宅で障がいのある方が自立して暮らせるための活動および障がい児の支援活動などさまざまなボランティア活動について、グループワークを行いながら、日本の保健・医療・福祉との連携について探ります。そして、人間的にも幅広い看護職者育成を図ります。

■ 看護学概論
・看護とは何かを学ぶ授業です
この科目の主題は、「看護学とは何か」を明らかにすることです。この科目の後に学習する各分野の基礎として、自分がこれからの看護・看護学にどのように取り組んでいけばよいのかを考える契機にする授業です。「看護とは何か」を明らかにするために、看護の歴史的発展過程を概観し、初めて看護を学ぶ者として、生命と生活の営みを支え、自分らしく生を全うできるよう支援するという、本学科が目指す看護の基本的な考え方を身につけます。また、看護学を構成する主要概念、保健医療システムと看護について基本的知識を得ます。さらに、国際化の流れを踏まえ、異文化を理解するため、海外の保健医療事情を概観します。

■ 看護の基本技術Ⅰ
・すべての看護の基本となる看護の技術を学びます
看護の対象者の健康と生活を整えるための援助に必要な基本的知識・技術・態度を習得します。対象者の生活と生活リズムに視点をおき、療養環境、活動と休息、食事、移動・移送に関する援助技術を学びます。3〜4人が1グループとなり、看護師役、患者役、観察者を交替しながら演習形式で学びます。モデル人形やシミュレータを用いて、リアル感をもった学習を進めていきます。また、技術の習得状況の確認を行い自己の課題を明らかにする機会を設けています。

■ 母性看護方法論
・妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期の経過と看護について学びます
マタニティサイクル(妊娠期・分娩期・ 産褥期)は、女性の一生の中でも大きなライフイベントです。母性看護方法論は、このマタニティサイクルにある女性および新生児の身体的・心理的・社会的特性を理解し、各期の経過に応じた看護についての学習です。また、母子の健康を支える家族の支援についても注目し、母親が安心して育児に取り組める援助について学んでいきます。

■ 小児看護学方法論
・子どもの発達や疾患の特徴をふまえた看護の方法を学びます
この科目では、健康問題を持つ子どもと家族の援助方法を学びます。対象の子どもには、乳幼児期・学童期・思春期と発達段階や生活の特徴があります。子どもの発達や生活および心理と、子どもの疾患の特徴を踏まえて、健康問題を持つ子どもの支援方法を学びます。特に、学生の自己学習やグループ学習および小児看護技術演習を取り入れ、子どものQOL(生活の質)に貢献でき、小児看護が適切に実践できるように学習します。

■ 成人看護方法論Ⅱ
・急性期および回復期のケアについて理解を深めます
急激な生命の危機状態にある成人患者とその家族の特徴やニーズ、健康問題を理解し、状況に応じた看護の方法、チーム医療における看護の役割を学ぶ授業です。事例を通しグループワークにより紙面上でアセスメントから看護計画立案までを展開し、プレゼンテーションを行います。急性期および回復期の看護に必要な看護技術は、提示された課題について、グループで患者および看護師の役割を交代しながらの演習を通して修得していきます。

■ 老年看護方法論
・老年者のQOL向上のためのケアについて学びます
老年期にある対象者の加齢に伴う身体的・心理的機能の変化による疾病の発病と、経過に及ぼす影響を総合的に評価する方法を学習します。老年期に多い疾病の病態、症状、診断・治療を理解して、老年者のQOL(生活の質)向上のための看護に必要な知識と技術を習得します。倫理的課題、口腔ケア、排泄の援助、認知症ケア、補完・代替療法等を取り上げた看護技術の演習をします。また、紙上事例を用いて老年者に特徴的な看護過程を自己学習・グループ学習で学びます。

■ 地域・在宅看護学概論Ⅰ
・すべての人々が地域で安心して生活することを支える看護の基礎を学びます
年齢や健康状態、健康問題の種類を問わず、すべての人々が、住み慣れた地域でその人らしく生き生きと生活していくために、看護職が果たす役割はますます大きくなっています。市町村や保健所の保健師による公衆衛生看護活動、児童・生徒・学生や教職員の健康を守る学校保健・学校看護活動、働く人々の健康を守る産業保健・産業看護活動を通して、地域で活躍する看護職に必要な知識や視点、態度の基礎について学びます。

■ 精神看護学概論
・ライフサイクルと精神保健の視点から学びます
自我の特徴と人間を取り巻く環境に関心を寄せながら心理社会的発達について学習します。ライフサイクルと精神保健の視点から、人間の日常生活における生活の場と精神的不調について理解し、精神看護学の基本概念を学びます。家庭、学校、職場、医療や福祉の施設における精神保健上の問題、倫理、そして法律も含めた支援や援助のシステムについて学び、精神看護の目的や役割を理解します。

■ 国際看護
・国内外で活躍するための基礎を学びます
国際社会への関心と国際的な視野をもち、国内外で活動するための素地を養うことをねらいとしています。諸外国の医療保健福祉に関する現状、健康課題、看護問題を国際的な視野から理解し、将来における国内外の看護の展望について考えるための基礎を学びます。

■ 災害看護Ⅰ・Ⅱ
・いつもの看護が災害時に - 日頃の備えから始まる災害看護
国内外各地から地震、風水害等の自然災害や交通・爆発事故等の人的災害のニュースが飛び込んできます。災害は私たちの生活の中で起き、健康を脅かします。災害時の医療・看護活動および被害を最小限にする自助・共助・公助の力を引き出す看護を学習する科目です。
災害看護Ⅰ(1年次:必須科目)は、災害と健康、災害看護活動、護職の役割などを講義・グループ討議・机上シミュレーションで学習します。災害看護Ⅱ(4年次:選択科目)は、事例や場面想定をして「災害看護」を実践的に学習します。災害看護は、助かる命を救い、すべての人が健康で穏やかな生活ができるよう看護する力を育てます。

卒業後

医療分野:病院、診療所
福祉分野:訪問看護ステーション、老人保健施設、福祉施設
保健分野:保健所、市町村保健センター、学校・企業
進学:大学院、助産学専攻科、保健師専門学校 など

資格

看護師国家試験受験資格、保健師国家試験受験資格(選択)、助産師国家試験受験資格(選択)
※保健師国家試験受験資格、助産師国家試験受験資格を希望する場合はいずれか一方を選択する必要があります。

学べる学問分野

看護 /保健・衛生学

目指せる仕事

看護師 /助産師 /保健師

リハビリテーション学科 作業療法学専攻

“こころ”と“からだ”と“生活”に障がいがある子どもから高齢者まで、その人らしく生活ができることを目指して、生活の再構築と「新しい生き方」の獲得を支援できる作業療法士を育成。

定員
35名
初年度納入金
初年度年額 1,877,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

狭山キャンパス

学習内容

■現場での活躍を見据えた、国家試験対策に留まらない多彩な授業
リハビリテーションの実践に必要な専門知識と技術を身につけるとともに、卒業後も最新の知識と技術の修得を目指し生涯にわたって探求する心構えを身につける科目を設置しています。

カリキュラム

作業療法学概論 <専門科目>
作業療法の誕生と歴史、そして変遷を日本と世界との違いを比較し、その理由を知る。人にとって健康とは何か、健康の姿を作業モデルとICFの考え方と比較して知る。作業療法が医学モデルから社会学的モデルまで幅広い対応をしながら作業療法の考え方と支援法を理解する。さらに対象者に対する作業療法の支援法を学ぶ。

作業評価学総論 <専門科目>
評価を構成している項目を考え、その個々の項目の意味を把握する。作業療法の対象とする範囲は広いため、疾患別と障害別さらには年代別などで用いられる検査・測定の種類も多くなる。この講義では、それぞれの領域から代表的な検査法を教授する。さらに評価結果から対象者に関わるアセスメントの導き方を修得する。バイタルサインチェック、メディカルチェックという基本的考え方を学ぶ。

ほか

卒業後

医療施設
チーム医療に加わり、他の医療専門職と連携して支援を行う
一般病院 大学病院 クリニック 精神科病院 小児病院 高齢者を対象とした医療センター など

福祉施設
特別養護老人ホーム 老人デイサービスセンター 身体障害者福祉センター 精神保健福祉センター 児童発達支援センター など

地域の支援施設 地域に密着した各種施設で活躍
地域包括センター 介護老人保健施設 訪問リハビリテーション 生活介護支援施設 生活介護事業所 児童デイサービス など

その他
保健所 特別支援学校 職業訓練施設などの行政関係施設 スポーツ分野 など

資格

作業療法士国家試験受験資格、福祉住環境コーディネーター*
*は取得指導を行う

学べる学問分野

作業療法

目指せる仕事

作業療法士 /福祉施設職員 /病院スタッフ

リハビリテーション学科 理学療法学専攻

その人らしい生活を取り戻せる
理学療法士を目指す

定員
65名
初年度納入金
初年度年額 1,877,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

狭山キャンパス

学習内容

■現場での活躍を見据えた、国家試験対策に留まらない多彩な授業
リハビリテーションの実践に必要な専門知識と技術を身につけるとともに、卒業後も最新の知識と技術の修得を目指し生涯にわたって探求する心構えを身につける科目を設置しています。

カリキュラム

理学療法学概論 <専門科目>
この授業では、理学療法学、理学療法士の基本的概念、歴史、政治的背景、患者のとらえ方、医療現場での理学療法実施の紹介、理学療法の基礎的方法としての情報収集、評価、問題の把握、計画の立案、実践、成果の確認および再評価の流れの意味等、理学療法の基礎について体系的に学ぶ。

理学療法評価学Ⅰ <専門科目>
姿勢・動作の分析、周径測定、四肢長計測、関節可動域の測定、筋力測定等、基本的な評価項目についてそのポイントとなる事項を学習し、評価の具体的な実施方法を学ぶ。また、X線画像、MRI画像、CT画像など整形外科疾患でよく用いられる画像の見方と解析方法を学ぶ。整形外科疾患に出現する症状・障害を医学的見地から解釈できるように講義を展開する。

ほか

卒業後

医療施設 他の医療専門職と連携して支援を行う
一般病院 大学病院 クリニック 精神科病院 小児病院 リハビリ専門病院 など

福祉施設
高齢者福祉施設 障害者福祉施設 児童福祉施設 など

スポーツ関連施設や企業 身体機能の向上、スポーツ愛好家や選手のけがの予防、けがからの回復パフォーマンス向上をサポートする
スポーツジム フィットネス施設 スポーツチーム など

その他 地域に密着した行政関連施設・機関
訪問リハビリテーション事務所 保健所

資格

理学療法士国家試験受験資格、福祉住環境コーディネーター*
*は取得指導を行う

学べる学問分野

理学療法

目指せる仕事

理学療法士 /福祉施設職員 /病院スタッフ

子ども支援学部

子ども支援学科

すべての子どもの可能性を広げる保育者へ
子ども一人ひとりの尊厳を理解し、すべての子どもの豊かな可能性を引き出すことのできる保育者を目指します。

子ども学に立脚し、子どもの存在そのものをまるごと受け止め、健常児も支援を要する子も、文化の違いも国の違いも、すべてを乗り越え、それぞれの子どもたちがもって生まれた可能性を実現できるような支援に関わる知識と技量を身につけます。自然豊かで、身近に子ども達が楽しく遊び、生活する保育環境のもとで、充実したスタッフや同じ目標を志す仲間とともに学びます。

定員
100名
初年度納入金
初年度年額 1,447,500円
※(参考)2025年度実績
キャンパス

狭山キャンパス

学習内容

子ども支援学科では、幼稚園教諭一種免許状と保育士資格の取得するための[保育基礎科目][保育実践科目][総合研究科目]と、個々の発達を支援するための知識や技能を高める[特別支援科目]、[健康保育科目]、[子ども芸術・文化科目]の多彩なカリキュラムによって、幅広い保育実践力を身につけることができます。
▶特別支援教育科目群
知的障がい・肢体不自由・病弱に対応することを中心に、視覚障がい・聴覚障がい・LD(学習障がい)・ADHD(注意欠陥・多動性障がい)などへの支援ができる人材を養成します。
▶健康保健科目群
乳幼児期の心身の健康をより確実に促進できる能力を身につけ、病気や障がいのある乳幼児などにも、きめ細やかな専門的対応ができる人材を養成します。
▶子ども芸術・文化科目群
子どもに関わる「遊び・芸術・文化」についての学びを深めるため、臨床美術やリトミックなど多角的に子どもの表現活動を援助できる実践力を養成します。

カリキュラム

多様な子どもに対応できる専門性を磨く
▶子ども支援論Ⅰ
この授業は、子ども支援学部子ども支援学科で専門科目を学んでいくうえでの基盤となる科目です。教育目的や教育目標を確実に理解するとともに、4年間を通した学びの大筋を把握することを目的とします。本学科の全専任教員が担当するオムニバス形式の授業となり、幼児教育・保育、児童福祉、特別支援、健康保育、子ども芸術・文化、ESD等、多岐に亘る観点から「子ども支援」についての視座を学んでいきます。
▶スタディ・ツアー
子ども支援学部では、3年次後期の休暇を利用して海外研修を実施します(希望者のみ)。研修先はヨーロッパ圏内の国で、幼児教育・保育の実際を学び、外国語・多文化などへの理解を深めます。この「スタディ・ツアー」の授業は、海外研修参加希望者の必修科目になります。研修への 準備や振り返りを通して、保育に関する国際的な視野を広げます。また、海外での保育体験を有する卒業生や外国籍の保育者との意見交換会も予定しています。
▶健康保育A
幼稚園、保育所、その他の児童福祉施設では、日頃元気に過ごしている子どもでも、さまざまな病気にかかって、特有の症状を示すことをしばしば経験します。また、いろいろな種類の生まれつきの病気をもっている子どもたちも実際に通園しています。さらに、発達障がいや神経系の病気をもっている子どもたちもいます。保育者は、保育に関わるプロフェッショナルとして、このような子どもたちの病気や障がいについても一定の知識が求められます。「子どもの保健I」において、おおよその疾病について学びますが、この講義では、症状や病気について、具体例を示しながら、その対処法についてより深く学びます。
▶知的障害児指導法
この授業では知的障害のある子どもへの指導方法について学びます。知的障害とはどのような状態なのか、そして、知的障害があることによってどのような困難さがあるのか理解を深めます。その上で、そのような知的障害のある子どもに対してどのような支援ができるのか、実際に特別支援教育で行われている実践を見ていきます。そして、特別支援教育の現場では支援にあたってどのように計画がなされて、どのような心構えで臨み、具体的にどのような視点で支援が行われているのか解説していきます。さらに、生涯発達の視点に立ち、将来の社会生活や日常生活を見通した支援事例を紹介します。

ほか

卒業後

幼稚園
乳児院
病院
保育所
児童厚生施設
診療所
認定こども園
母子生活支援施設
幼児教育関連企業
特別支援学校幼稚部
児童養護施設

資格

保育士資格、幼稚園教諭1種免許、社会福祉主事任用資格、
特別支援学校教諭1種<知的障害・肢体不自由・病弱>(選択)、臨床美術士5級受験資格、ダルクローズ・リトミック免許 エレメンタリー(初級)受験資格

学べる学問分野

児童学 /保育・幼児教育

目指せる仕事

特別支援学校教諭(養護学校教諭) /保育士 /幼稚園教諭

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