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建築士は何をする仕事?

通りがかりにほんの少し、家や建物を建てている現場を見たことがある人も多いと思います。
柱や壁で家の骨格を作る大工さん・漆喰などで壁を塗る左官さん・水道やガス・電気などの配管工事をする設備士さんなど、いろいろな職種の人が働いていますね。
それでは、建築士は家づくりにどう関わっているのでしょうか?

ズバリ、「設計」と「管理」です。

木造100㎡以上など、一定の基準を超える建物は、建築士が設計する必要があります。顧客のニーズに沿った設計をし、きちんと問題なく建築作業が進められているのかの管理をするのが建築士の仕事になります。(通常現場管理は「建築施工管理技士」が行い、建築士はそれを確認するかたちが多いようです)

そのため、現場で直接建築作業に携わりたいという人には他の職種をお勧めします。
とはいえ、小規模な工務店などでは「自分で設計し、自分で建てる」というケースもあり、重宝される免許といえます。

建築士を目指すなら

建築士の資格は木造・二級・一級の3種類があります。

最短で資格が取得できるのは木造建築士・二級建築士で、「大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校、職業訓練校等において、指定科目を修めて卒業した者」が実務経験なしで受験することが可能です。

高等学校で建築系の学科を卒業すれば、すぐに試験にチャレンジできるということになります。(ただし、免許申請には合格の前後合わせて2年の実務経験が必要になります)

大学、短期大学、高等専門学校、専修学校、職業訓練校等で指定科目を修めて卒業した場合は、合格すれば実務経験なしで二級建築士としての登録が可能です。一級建築士は学歴にもよりますが、免許申請には一級建築士免許合格の前後合わせて2~4年の実務経験が必要です。

高等学校卒で一級建築士免許の受験をする場合は、木造建築士または二級建築士の免許の取得が必要になります。

●ケース1
●ケース2
●ケース3

※大学卒で木造建築士または二級建築士経由、専門学校等(2~3年制)卒で直接一級建築士受験もできます。いずれのケースでも最短20代半ばでの一級建築士の免許の取得が可能です。

木造・二級・一級建築士の違い

一級建築士はどんな建物の設計もできます。それに対し木造・二級建築士は制限がかかります。木造建築士は2階建までの木造建築のみ、二級建築士は木造・鉄筋コンクリートなどの建物の設計ができますが、小規模なものに限定されます。
学校・病院・劇場・映画館・百貨店などの公共性のある建物の設計をしたいのなら、一級建築士を目指す方が良いでしょう。

建築士を目指せる学部・学科・コースは?

建築士を目指して高等学校卒業後に進学する場合、どんな学科で学べば良いのでしょうか?最初に思い浮かぶのは「建築科」「建築工学科」などの建築系の学科になりますが、建築系統の学科でなくとも、建築士の受験資格を得ることができる学科が実はあります。
わかりやすいところでは、「土木科」「土木工学科」「環境工学科」などの土木・環境系統の学科が、意外なところではデザイン(美術)系統・家政(生活科学)系統の建築・インテリア・住居関連学科でも、建築士の受験資格が得られる場合があります。外観や内装の美麗さにこだわるデザイン系、暮らしやすい空間造りにこだわる生活系統……。建築士を目指すなら工学系統の建築学科と思いがちですが、意外と違った方面からのアプローチも可能です。

インテリア〇〇ってたくさんあるけれど、どこが違うの?

ものすごく簡単に分類すると、インテリアコーディネーターはすでに建築されている空間に対し既製品からテーブル・カーテンなどを選定し提案・販売する仕事になります。インテリアデザイナーは既製品の提案の他、家具のオーダー制作も行います。インテリアプランナーは、壁に組み込まれた棚の企画・デザインなど、設計・施工の段階から建築に関わることの多い仕事です。インテリア設計士はその名の通り、家具や空間などのインテリアを設計する仕事です。インテリアプランナーの業務から現場監理を除いたものが近いイメージでしょう。

※インテリア系の資格には、民間資格であるインテリアコーディネーターやインテリアプランナー、国家資格であるインテリア設計士があります。いずれの資格も業務に必須というわけではありませんが、資格を取得していると優遇される場合もあります。

建築・インテリアに関わるさまざまな仕事

建築士

建物の設計をし、設計通りの建物が完成するまでの管理を行う仕事。木造・二級・一級建築士のいずれかの免許が必要。免許によって設計できる範囲が異なる。

大工

建物の建築や修理に携わる仕事。資格や学歴は不要。

左官

モルタルや漆喰などで壁や屋根を綺麗に整える仕事。資格や学歴は不要。

建築施工管理技士

建築現場で工事進捗の管理や監督を行う仕事。一級〜二級建築施工管理技士の資格が必要。

建築設備士

建築士に求められた場合に建築設備(空調、給排水、電気など)に関する設計・工事管理の助言を行うことができる資格。主に大規模建造物の複雑な構造に対応する。


インテリアコーディネーター

住宅やオフィス、店舗、レストランなどのインテリアについてお客様のニーズに合う提案をする仕事。テーブルやベッドをはじめ、照明器具や壁紙・カーテン・カーペット・調度品などあらゆるインテリアについて深い知識が必要。

インテリアデザイナー

家具やカーテン、照明といった内装全般の企画・設計に関わる仕事。家具メーカーに勤め、家具づくりを専門にする人もいれば、ハウスメーカーやゼネコンで住宅や店舗、ホテルの内装全般を扱う人など、勤務先によって業務内容は様々。

インテリアプランナー

商業施設や公共施設、オフィス、住宅などの建築物の室内空間の企画、設計、工事監理を行う仕事。インテリアデザイナーと業務が一部重なる部分もありますが、設計図の作成や工事管理まで幅広く携わることから、より建築に関する専門知識が求められる。

ちょっと特殊な大工さん

伝統建築の後継者「宮大工」

大工と宮大工では何が違うのでしょうか?
それは「対象となる建築物」と「建築工法」です。

テレビのドキュメンタリーやバラエティーなどで宮大工が取り上げられることもあり、知っている人も多いかもしれませんが、宮大工が手掛けるのは主に「神社仏閣」といった伝統建築物になります。こうした伝統建築物は特殊な作りをしており、建築に釘や補強金物は使いません。

木と木を特殊な組み合わせで繋ぐ「木組み工法」で作られているので、木組みの知識や技術を身に付けるのにも、多くの時間を要します。
また、神社仏閣の屋根や梁などの複雑な曲線や装飾を造り上げる(修復する)技術にも長けている必要があります。数年をかけ過去の建造物を修繕・再現することが多いため、時には現場近くに移住することもあるようです。

宮大工になるためには、大工同様、特に資格や学歴は必要ありません。宮大工の技術を持つ「棟梁」のもとで修業を積み、技術を磨く必要があります。

宮大工は一般の大工に比べ、求人数が限られているので求人誌やインターネットでの情報収集はかかせません。また、身近に神社仏閣の修繕・建築を手掛けている工務店に心当たりがある方は、直接問い合わせてみても良いでしょう。

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